認知症外来のご案内
認知症外来:毎週火曜日の午前9時より午後12時30分まで
関連施設「介護施設みずほ」にて、ケアプラン、訪問看護などさまざまな介護支援を行っております。
初診時予約診療です。
ご相談・電話予約
TEL 0422-46-4141
当法人では、複合の認知症対応型共同生活(グループホーム)、デイケアセンターを開設し、高齢化に備えた介護事業を展開してまいりました。認知症は、いったん正常に発達した脳機能(記憶力や判断力、計画力など)が持続的に障害され、日常生活や社会生活に支障をきたした状態のことです。
わが国の認知症高齢者は増加しており、脳にアミロイドβペプチドという特殊なタンパク質が蓄積して神経細胞が変化・脱落し脳が萎縮するアルツハイマー型認知症や、脳血管障害などによる血管性認知症と考えられています。
またこのほかに、アルツハイマー型認知症の予備軍(認知症の前段階)と呼ばれる軽度認知障害(MCI)も多数いらっしゃいます。MCIは、基本的な家事や仕事等の日常生活動作では自立しているものの、認知機能は正常とはいえない認知症の診断基準を満たさない状態です。MCIの人の一定の割合で認知症に進行するとされています。
認知症の危険因子として問題視されるのは、高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙などです。認知症を予防する因子には、知的社会活動、脳の活性化トレーニング、定期的な運動、良好な睡眠、バランスのとれた食生活などがあります。物忘れ外来を受診することによりMCIの段階で認知機能低下を見つけ、認知症の発症を予防することが大切です。
杏林大学医学部高齢医学教室と連携し、頭部MRI(またはCT)検査、脳血流シンチ検査、脳波検査などを必要に応じて実施することで、よりよい診断を行うことが可能です。
精神症状など認知症の周辺症状が強い場合は、市内の精神科病院にて治療または入院するようにご紹介いたします。
外来担当医表
受付時間 (全科目) |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
9:00〜12:30 | – | 輪千安希子 | – | – | – | – |
14:00〜17:00 | – | – | – | – | – | – |
※輪千安希子医師は非常勤医師となります。